ゴキ発生も問題ですが、この家五名で住むには手狭になってきたことも問題。 このような事態も度々発生。 「な、なんですかHIDEさん!」 「だって、あっちも一杯なんだもん。」 「だからって…」 |
「ほら、次はオレの番だよ。早く出ていきなよ。」 「ったく、横暴なんだから。」 「文句があるなら大将に、ね。」 と、まことに身勝手なHIDEちゃん。 |
で、こんなこともしばしば。 「そこにいるのはYOSHIKIなの?」 「しょうがないでしょ、他塞がってるし…」 「覗くなよ。」 「ふん、誰が見るか。 ……それにしても、この家は問題抱えてるな…」 |
「PATAちゃん、早くあがってよ。次がつかえてるんだからさ。」 「…今入ったばっかだよ。」 「オレ、仕事に遅れちゃう。」 「もうちと早く起きればいいんじゃねーの?」 「んなこと言わないでさぁ。早く。」 |
「ったく、この家じゃ、ゆっくり風呂に浸かることもできん。」 「オレのせいじゃ無いもんね。」 「どうだか…」 PATAさん、ご機嫌ななめ。 |
極めつけは騒音。 SIM MACは大の人気。一台しかないPCが大将とHIDEの部屋にある為、 年中誰か彼かがいじっているのです。 「うるさいっ!!」 大将、たまにブチ切れる。 |
まぁ、そんなこんなでリハウスでもしようかと相談中だったわけです。 が、降って湧いたような「夏休み」の提案。 |
「休みと言ったら露天風呂で酒を一杯だろ。」 PATAさんは「夏休み派」らしいです。 「TOSHI、あれだけ働いて金が無いってどういうことよ?」 |
かくして、「夏休み」か「リハウス」かの論争が巻き起こったわけです。 「なぁ?さびれた温泉でさ、こう、浴衣でも着て、団扇でパタパタあおぎながら、冷で一杯だよな? そう思うだろ?」 理想の夏休みが繰り広げられているPATAさんの頭ン中。 |
「あの、お言葉ですが…酒があれば何処でも良いのでは…?」 「んー、まぁ……究極にはそうかも知れん。」 HEATHクンに突っ込まれて「ああ、酒が呑みてぇ」と思うPATAさん。 そんな二人の会話に、ふとノラ達が脳裏を過るHIDE。 |
「オレが留守したら誰がノラの世話をするんだよ?でも、
旅行には行きたいしさ!ああ、どうすればいい?!」 「…だから犬は世話が焼けるって言ったろ。」 「っるせいよ。」 |
「ところでさ、あの人はどっち派?」 なんだか訳の分からないコードで妙なメロディーを奏でている大将。 一応建前は民主主義なので多数決で物事が決まる林家。 ですが、最後はやはり鶴の一声、大将の決断がものをいいます。 |
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