ろくでも無い事ばかり起こる日だった 心身ともに疲労の限界。その割にはさしたる成果もなく、 ムカツキ度50%、しょんぼり度50%で帰宅。
一日1回はスタジオタウンに顔を出さないと、たちまち降格。
HIDEちゃん、やっと『時の人』ランキング8位にまで上りつめたので、 落ちたくは無いのです。
スタジオタウンでの消耗は凄い 体力ゲージがついにキレ。
ドアを開ける間もなく、バタンと倒れる。
もう、どうとでもなれと意識が薄れ……る。
声かけついでに手を貸してあげればいいのにねぇ? ワンちゃんの鳴き声につられて、たまたま外へでてきたHEATHクン。

「HIDEさん、そんなところで寝てると風邪ひきますよ。」

伊達や酔狂でこんなところで寝ている訳ではないのですが…
鉛のように重い心と身体 「くそっ……なんてザマだよ、オレ。」

と、のろのろ起き上がるHIDE。
これが悪夢の予兆だとは想像だにしていないHIDE 「ん?……誰だ?」

不審者がそそくさと家の裏手へと回っていくのを目撃。 が、睡魔が支配する頭ではその意味が分からない。 気にする風もなく家へ入る。とにかく眠いだけ。
トレーニングは大将の日課 直ぐにベッドに入り、眠ろうとするHIDEちゃんですが…… なにせ相部屋。 相方の立てる物音で眠れない。

「YOSHIKI、煩いっ!!」

と、不機嫌丸出し。
大将にモノを言えるのはこの方だけ 「…んだよ。いつもは何も言わないじゃん。」
「今日は疲れてんの!静かに寝たいというのは法外な要求か??」
「…分かったよ…」

触らぬ神に祟りなし、とばかりに黙る大将。
ヘッドフォンをつけてるHIDEアイコン、珍しい 一方、こちらの部屋ではPATAさんとTOSHIくんがHIDEの話し。

「今日は、ヴォーカル録りだったみたいだけど……」
「…あの様子じゃ、はかばかしく無かったんだな、奴さん。 それよりさ、何時になったらオレの酒蔵が復活するんだ?」

PATAさんは、HIDEちゃんより酒の心配。
寝静まるのは朝方なんです… で、いつものように寝静まる林家……
のはずなんですが?
むむっ、こやつはさっきの? 誰だ、こいつは?
静まりかえる夜更けにカシャカシャとシャッター音を響かせる。
誰もいないと思ってか辺りをはばからず と思うと、林家のゴミ缶漁り。
ゴミ缶に興味があるのは”クマの着ぐるみヒロシ”だけだと思ってましたが。
何やってるの? ひとしきりゴミの探索が終わると、林家の周囲を徘徊。 挙動不審。けど、泥棒でも無いみたい。
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