台風は温帯低気圧に変わる? |
「PATAァ、オレさぁ…」 「もう、分かってんだろ? どうしたら良いのか。 最近落ち込んでるのは、そのせいと見た。」 「……」 |
「ごめんね、よっちゃん。」 「オレには謝らなくていいよ。」 「何が一番大事なのか、分かったよ…」 「多分、それはオレにとっても大事なものだと 思うよ。」 |
Y 「HIDEのことなんだけど…」 P 「本人はもう分かっていると思うよ。」 H 「でも、HIDEさん照れ屋ですからね…」 修理も全て済んで日常が戻ったので、ゆっくりジャグジー の三人様。 |
翌日、TOSHIくん意を決した様子。 「HIDEちゃん、話しがあるんだ。」 |
「なぁ、こんなことしててもしょうがないだろ?
君がどうしてもオレを許せないというんなら、
オレはこの家を出るよ。」 THOSIくんの爆弾発言に皆さんびっくりさぁ。 |
『この家に越してきてから何年経つんだろう
……』 しみじみと自分の暮らしてきた部屋を眺めるTOSHIくん。 HIDEちゃんの作った煙草の焼け焦げとか、YOSHIKIが 破壊した壁の穴とか、PATAが…HEATHが… |
「じゃ、オレ行くわ。今まで楽しかったよ。
ありがとう…な。」 皆様、言葉も無く苦い思い。 |
林家の玄関を出るTOSHIくん。 その胸に去来するものは何であったろうか…?? |
「おい、待てよ!」 あ、やっぱりここで動くのはHIDEちゃんだと思って ました。 「オレ達から離れて、行く所なんかあるわけないだろ!?」 |
『そんなこと分かってるよ…ココがオレの居場所だって
ことも…』 「…TOSHI…行くなっ!」 |
「オレが悪かったよ。つまんない意地なんか張っちゃって。
もっと早くTOSHIとこうして話すべきだった。」 「…HIDEちゃん…」 |
「オレらの絆は何よりも強いはずだよね。」 「…HIDEちゃん、本当にそう思ってくれてるんだ…」 「当たり前だろ。こっ恥ずかしいから、こんなこと 二度とオレに言わせるなっ!」 |
「さ、身体が冷えたから、一杯呑んで暖まろうや。」 PATAさんの一言で、一件落着のこの騒動。 終わり良ければすべて良し……なのか? そうあって欲しいものですがねぇ…… |
野分けが吹いて秋が深まるように、
林家にも嵐が来て深まる絆。 その夜は遅くまで風の中に佇む大将の姿が ありましたとさ。 『AUTUMNAL BREEZE』完! |
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